医療現場では女性医師の就業率が、子育て期の35歳で退職が増加し底を突く「M字カーブ」になることが問題視されている。一方で、看護職の場合はどうかというと、同志社大学の「看護職員の潜在化動向とその要因」(08年8月)では、看護師の就業率は20〜24歳の87・64%から25〜29歳で77・58%と約10ポイント低下し、30代で69・97%〜69・83%まで落ち込み、以降、就業率はあまり上昇しない「L字カーブ」というのが現状だ。女性医師は社会的な評価も高く、給与も比較的に高いことが再就業を後押しするのかもしれないが、看護師の場合、夜勤をこなした賃金がやっと一般企業で働く女性と並ぶため、秤にかければ家族を選ぶケースも多く見られるのが原因と考えられる。また、医師は臨床研修を経て現場に出る一方、看護師の場合は、大量養成される過程で実習はあるが医師のように本格的ではないため、適正がない、またはイメージと現実とのギャップから、結婚や出産を機に潜在化する問題がある(なお、10年度から看護師確保法が改正され、新人の卒後臨床研修が努力義務化された)。
[ナース求人情報]
DODAナースの看護師求人情報
http://nurse.doda.jp/> オフィシャルサイトへ