為替の動きは何によって決まるのでしょうか。代表的な仮説のひとつに、購買力平価といわれるものがあります。これは、ある国の通貨の購買力が、他の国でも等しい水準となるように、為替レートが決定されるという考え方です。世界にチェーン店を持つハンバーガーショップがあったとしましょう。米国のハンバーガーショップでチーズバーガーを1ドルで購入しました。同時期に、日本のハンバーガーショップでチーズバーガーを150円で買いました。チーズバーガーを基準にすると、この時点で、1ドル=150円ということがいえます。そして、他の商品も同様の関係になっているとすると、為替相場のドル円の関係は1ドル150円を目指すはずだ、というのが購買力平価の考えです。しかし、実際の為替の動きは、それほど単純なものではありません。為替は複数の要因がからみあって変動しています。為替の短期の値動きを読むことは、プロの為替ディーラーでも難しいといわれています。逆に、中・長期の為替の動きなら、いくつかの為替変動要因を押さえておけば、大枠をつかむことが可能です。是非、上に書いたことを外貨預金にチャレンジする時に、思い出してもらいたい。