1980年代になると、太陽電池部門は半導体事業部から独立して事業部に昇格する。しかし、他の事業部に比べれば、年間の売上規模は大きなものではなかった。1980年代になっても1990年代に入ってもまだまだ太陽電池にそれほど光は当たらなかった。「太陽電池はずっと日陰の身で、やっと注目されるようになったのはここ数年ですよ」と専門家は笑う。1994(平成6)年、住宅用の太陽光発電システムの設置に国から補助金が出るという制度が始まり、ようやく市場が動き始める。
[参考サイト]
太陽光発電
太陽計画株式会社
http://taiyokeikaku.co.jp/
(ホームページ)
シャープでも住宅用太陽光発電システム(系統連系)を量産化したのはこの時期である。これがうまくいき、出荷数が伸び始めるのは1997(平成9)年頃、本格的に伸びたのは1999(平成11)年からである。そして2000(平成12)年からついに世界一のシェアを獲得したのだ。