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入試科目として小論文を採用する大学

小論文の問題は、「高度情報化社会における人間性の維持」といった一般的なテーマで出題されたり(慶応義塾大学医学部など)、「遺伝子治療、遺伝子診断」についての課題文を読ませ、その将来的な望ましい使われかたについて論じさせる専門的な課題もあったりします(秋田大学医学部など)。また、芸術系や文芸系の学部でも、小論文(または作文)を出題する大学は、依然として多いです。一般の文系学部でも、入試科目として小論文を採用する大学は増えています。代表例として、慶応義塾大学は、法、文、商、総合政策、環境情報の各学部で小論文(もしくは論述テスト)を入試科目として採用していましたが、これに加え、一九九九年度入試から、経済学部でも小論文が採用されました(正式には復活)。

無料で補習をやってくれる塾もある

黒板を使った講義中心の授業には、人数の多少によらず、必ず限界というものがあることも忘れてはならない。つまり、じっくり考えないと先に進まない子、何事もていねいにやる子、くり返し同じことをやらせないと内容が定着しない子、そういう生徒がどうしても出てくる。このような子どもたちをどうするかが、学校でも塾でも問題になっている。1秒事に落ちこぼれがないように、子どもたち全員を引っぱっていける教師は、学校や塾を問わず、まず百人に一人か二人いる程度だろう。では、落ちこぼれた子どもたちは学校や塾でどうしているのかが問題になるが、それは補習をして、じっくり教える以外に方法はない。学校にはいろいろな制約があり、なかなか子どもを残して特別にみることはできないが、テスト前に特別な補講をしてくれる塾は、良心的なところと考えてよい。このような塾は探せばけっこうあるものだ。塾によっては補講は有料であるところもあるが、子どものことを第一に考えている良い塾では無料でやっていることも多い。もちろんできない子どものために補講をしてくれる学校の教師もいる。しかし字牧の先生は授業が終了すると、会議や研修やクラブ活動の指導や授業の準備などで忙しく、補講をしたくてもできない先生の方が多い。昔に比べてなかなか小回りがきかなくなってきたのが学校の実状かもしれない。その点、民間教育機関の塾では、臨機応変に行動できるという利点がある。

基礎をしっかり学ぼう

きちんと基礎を勉強するよりも、応用問題や難解な問題にチャレンジすることに夢中になる受験生か少なくありません。焦る気持ちがそうさせるのでしょうが、これはあまり感心できません。前にもいいましたが、受験においても、基礎を反復学習することが合格への一番の近道なのです。大学入試と言っても、極端に難しい問題ばかりが出題されるわけではありません。出題内容を長年のデータで分析すると、七割方は基礎学力を問う問題。三割ほどがちょっとひねりのある、かなり難しい問題の構成が一般的です。問題作成側も、全員が全問解答できると考えた出題をしているわけではありません。従って、基礎学力さえきちんと身に付けておけば、ほとんどの大学は合格できるものなのです。以前に書いた繰り返しになりますが、最難関校で知られる東大の数学にしても「六問中三問解答できれば合格点」というのが定説です。半分はほとんどの受験生に解けないような難問である代わりに、必ず基礎学力があれば解ける問題が二問は含まれていると、考えられます。それを確実にこなし、ちょっとひねりが加わった問題を一問、悪くとも半分ぐらいまで解けたら、通るといわれています。数学にかぎらず、ほとんどの科目が同じようなものです。